須磨寺の御朱印と御朱印巡りのお話

2022.08.23
daishimochi
今回は、歴史やお寺が大好きな「あずき」が御朱印集めの楽しみ方・集め方をお話したいと思います。

お寺にお参りに行かれた時に御朱印をいただかれたことはありますか。

御朱印とは、寺社を参拝した証に寺院名と、そのお寺オリジナルの印を押していただいたものをいいます。

最近ではかわいらしいイラストやカラフルな印など、若い女性を中心に御朱印集めがブームになっているそうです。

もちろん当店が御用達としてお餅やお菓子をお納めしている須磨寺でも御朱印がいただけます。

種類はなんと8種類もあり、中には神戸ご当地ゆかりの御朱印もあります。

 

須磨寺の御朱印は8種類とバラエティー豊か

 

須磨寺では、能経所で御朱印をいただけます。

好きな御朱印を選ぶ方もおられますが、8種類もあるので迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

そんな時は、ご自分の足を運びやすいお寺や行ってみたいと思う神社など、興味のある寺社仏閣が含まれている御朱印をいただくと良いと思います。

もし、全種類いただきたい時は、あらかじめ能経所の方に全種類いただいていいのかたずねてみてくださいね。

 

【須磨寺の御朱印8種】

須磨寺でいただける御朱印をご紹介します。

摂津八十八・摂津西国・福原西国「大悲殿」

神仏霊場第72番「大悲殿」

真言宗十八本山霊場「大悲殿」

新西国霊場第24番「大悲殿」

新西国霊場御詠歌第24番
「世にひびく 青葉の笛の 名にぞきく すまのみ寺の 松風の声」

神戸十三佛霊場第11番「阿閦如来」

神戸六地蔵霊場「堅固意地蔵尊」

神戸七福神霊場「福禄寿尊」

 

地元神戸ゆかりの御朱印もあります

 

御朱印帳と神戸七福神巡り

8種類の中でも地元神戸にゆかりのある御朱印もあります。

須磨寺は「神戸十三佛霊場」めぐりの11番目の札所。

御朱印の「阿閦如来(あしゅくにょらい)」は、物事に動じず迷いに打ち勝つ強い心を授けるといわれているそうです。

御朱印で強いパワーをいただけそうですね。

「神戸六地蔵」めぐりはその名の通り、お地蔵様を参拝します。

特に地蔵盆(8月22日〜24日)は供養会として多くのご参拝客が訪れます。

お釈迦様は「人間は死後六つの世界に迷う(六道)」と説かれていて、その六道で人々に仏の教えを説いて救済して回っているのが、お地蔵様なんだそうです。

須磨寺にも「わらべ地蔵」という、可愛らしい6体のお地蔵様がおられますよ。

須磨寺は神戸七福神めぐりスタートのお寺です

 

「神戸七福神めぐり」とは、神戸市内の4つのお寺と3つの神社をめぐるもので、参拝が全て終わると「7つの幸福が受けられる」という言い伝えがあります。

須磨寺の七福神は、幸福の「福」・財宝の「禄」・長寿の「寿」を表す福禄寿尊です。

一番のご利益は「招徳人望」(人に慕われる、人徳を得られる)なんだそうです。

 

御朱印巡りの楽しみ方をご紹介します

須磨寺正面画像

御朱印には、参拝した日付、神社やお寺の名称、祀られている神様や仏様の名称などが墨で書かれています。

日付が書かれているので、後で見返す楽しみもありますね。

また、寺社によってデザインが違うことや書き手が変わると御朱印の雰囲気や印象が変わるので、一つとして同じものがないのも魅力です。

記念スタンプやスタンプラリーのように数を集めることがゴールではなく、神様や仏様とのご縁をいただきに行く気持ちを持って御朱印をいただくのが良いのだと思います。

寺社に参拝してご縁を深めていたら御朱印が集まっていたというのが御朱印集めの本当の御朱印集めの楽しみ方なのではないでしょうか。

御朱印のいただき方

 

御朱印の正しいいただき方を調べてみたのでご紹介しますね。

御朱印帳を用意する
ノートや手帳ではなく、事前に御朱印帳を準備するか、参拝する寺社で購入するのがマナーだそうです。

神社・お寺に参拝する
御朱印は参拝の証なので、神様や仏様にあいさつをしてから御朱印をいただきましょう。

【正しい参拝の仕方】

・神社の場合は鳥居前で一礼し、端の方からくぐります。
お寺の場合は山門前で合掌し、敷居をまたぎます。

・手水舎で身を清めます。
左手→右手→口をすすぐ→左手→柄杓の柄の順で洗います。

・神社は「二礼二拍手一礼」で参拝します。
神社により異なることがあるので、事前に調べておくと正しい参拝ができるそうです。

・お寺の参拝方法は、お賽銭→合掌・一礼→お焼香→合掌・祈願→一礼の順です。お寺では拍手はしません。

御朱印をいただく
参拝を終えたら、社務所などで御朱印をいただきます。
あらかじめ、書いてもらいたいページを開いて両手で渡すとスムーズに御朱印をいただけますよ。

 御朱印代を納める

 

ゆかりのお寺の御朱印帖を持つのもおすすめです

 

御朱印帳と神戸七福神めぐり

御朱印帖をオリジナルで作っている寺社もありますので、氏神様などゆかりのある寺社の御朱印帖を選ぶのもいいですね。

須磨寺にも「敦盛桜」が描かれたオリジナルの御朱印帖(敦盛納経帖)があります。

持ち歩きに便利な御朱印帳袋もあるそうです。

御朱印集めの際の持ち運びやお家で大切に保管するのにも便利ですね。

須磨寺参拝の後にさわやかな甘さの和菓子でほっこりしませんか

水まんじゅう

夏はさっぱりとした甘さの和菓子がオススメです。

つるっとしたのど越しの良さが人気の「水まんじゅう」

「こしあん」「抹茶あん」「梅あん」の3種をご用意しています。

本わらび粉を使った「わらび餅」も人気です。

深煎りの京きな粉をたっぷりまぶした大人好みのわらび餅です。

須磨寺へお越しの際は、ぜひ当店で冷たく爽やかな和菓子をお土産にお買い求めいただき、参拝のよい思い出にしていただければうれしいです。

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